男子ごはんのタラ丼

ケンタロウと太一が楽しいお喋りをしながら料理を作る番組。先日はタラ丼だった。タラがあれば簡単に作れるぞ。いつか作ってみようと思った。

そしてタラを買ってきた。塩タラに比べ、生タラはちょっと高かった。僕の料理に対するポリシーは教科書通りに作ること。でも、間が抜けている。ちゃんと読んでいない。

「タラは水気を拭いて」というところで水気を拭かずに一口大に切ってしまった。下味のショウガ汁、醤油、みりんをタラにかけたところで気づく。ま、いいか。ほんとうにいいのか。そう思いながら、タラに片栗粉をふりかける。

フライパンに油をひいて、長ネギとタラを焼く。すげー！油が飛ぶ。爆発的な勢いで油が飛ぶ。いや、これは水気が飛んでいるのか。どうなんだ。バチバチ弾いてフライパンの近くにいられない。遠くから菜箸で焼いているものをひっくり返す。アッチ！アッチチ！何かのバツゲームみたいだ。

焼いているものが焦げてきたので、いったん皿に移す。フライパンをキッチンタオルで拭いて、そこに合わせ調味料を計って入れる。入れた調味料をスプンで混ぜる。うむ、味噌が溶けない。ま、いいか。ここでも失敗している。小鍋に調味料を合わせていない。熱されたフライパンに入れたから、醤油を入れた途端に焦げている。

沸騰しきった調味料の中に長ネギとタラを戻して絡める。そして、ご飯の上にのせて白ゴマをふりかけて完成。タラの身がふわっと柔らかくて、表面がかりっとして、甘辛のタレがうまい。このタレは焼肉にも合いそうだ。うむむ、あとの掃除が大変だな。台所が油だらけ。そうか、フライパンに蓋をすればよかったんだ。
(-_-;)

■タラ丼（２人分）

生タラ：２切れ

長ネギ：１／２本

【下味】

ａ　おろししょうがの絞り汁：１片分

しょうゆ・みりん：各小さじ１／２

【合わせ調味料】

ｂ　水：大さじ２

しょうゆ・味噌・みりん：各小さじ２

砂糖、ごま油：各小さじ１

片栗粉：大さじ２、揚げ油：適宜

温かいご飯：２人分

白いりごま・しば漬け：各適宜

■タラ丼　[　作り方　]

１、長ネギは５cm長さに切る。

２、タラは水気を拭いて骨があれば取り除き、一口大に切る。ボウルにａ、タラを入れて手で混ぜる。さらに片栗粉を加えてザッと混ぜる。

３、フライパンに揚げ油を深さ１～２mm入れて中温に熱する。２、長ネギを入れて中火で揚げる。長ネギは揚げ色がついたら取り出す。タラはまわりが固まってきたらたまに返しながらきつね色に揚げて取り出す。

４、ｂを小鍋に合わせてひと煮立ちさせる。３を加えてからめる。

５、器にご飯を盛って４を煮汁ごとのせ、白炒りごまを振り、しば漬けを添える。